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2013年4月

2013年4月16日 (火)

ビジネスパーソンに送るサイトのお笑い記事

ネタ元はこちらのサイトの指摘なんですけど、確かに最近中々見れない酷い記事。まぁサイゾー系のサイトなんで多くを期待する方がいけないんでしょうけど。念のため魚拓はこっちです。
私が編集部に突っ込んだ時点では「ドコモはSIMロックしていない」なんてトンデモナイ事も書かれたいたのですが、この部分はざっくり削除したようです。

もっともMVNOのサービスが使いたいときだけ使える、なんてのはウソな訳ですよ。確かに1年、2年といった定期契約が不要なサービスもありますが、ほとんどのサービスは3150円程度の初期費用が掛かります。これは要するにUSIMの発行手数料ですからMVNOからMNOにほぼ流れてしまう金額なので、あまり削減の余地がありません。980円/月のSIMを1ヶ月だけ980円で使う事なんてできないし、使わない月は0円維持なんて事もできません。つまり旅行の時だけお得に使う、なんて事は基本できないわけです。「ドコモの通常のLTEサービスは、毎月使い続けるタイプの契約しかない。」なんて書いていますけど、MVNOのサービスだって基本同じなんですよ。少なくともドコモは端末持ち込みでDSにいけば、定期契約無しでXiデータの契約はできますし、確かに割高ですけど2~3ヶ月だけ使って違約金無しに解約だってできます。

むしろ使う話無い月は0円で澄ませたいならMNOのプリペイドな訳です。実際にはEMOBILEとかUQ WiMAX位ですが、基本料金の無いプリペイドサービスを行っています。まぁこの2キャリアの場合エリアの課題も大きいのですけど、1日単位以外にもEMOBILEは1週間、1ヶ月といった単位で定額利用ができません。MNOの場合「契約者数」にも一定の意味があるので、毎月使用料金が0円の契約者が居てもいいわけです。MVNOに取っては契約者数なんて大した意味が無い所か、契約が有効のUSIMはなんらか形でMNOに対して支払が発生するでしょうから、0円維持のサービスなんて提供したくないのです。。

後「ソフトバンクモバイルの場合は、SIMロックを有料で解除すればたいてい利用できる。」も笑うしか無い。SBがSIMロック解除に応じているのは不人気3モデルだけ。auの場合もローミング用にUMTS対応のスマホならSIMロック解除すれば、なんて書いてますが、そもそもauはSIMロック解除なんてサービスはしてませんよw。恐らくPhoton辺りを海外の業者使ってSIMロック解除した場合の個人blogでも見て書いたんでしょうけど、はっきり言って何も調べてないですよね。両方しらべても10分も掛からない事の裏も取ってないわけですよ、商用ニュースサイトの記事なのに。

ま、こんな記事を「ビジネスパーソンに送る」なんてサイトに載せているのは恥ずかしい限りですけど、サイゾーだからね、で済むと言えばそれまでなんでしょうねw。

2013年4月 1日 (月)

3キャリアのLTE料金体系を少し考察してみた

Simg_20130309_151539641 フィーチャーフォン全盛の時代から横並びと言われた各キャリアの料金は、ソフトバンクのiPhoneという例外を除けばスマートフォン時代に入ってもあまり変わらなかった。パケット定額の上限は5460円/月で横並びになり、音声通話に関してもauがSBMのホワイト対抗のプランZを導入するなどむしろ均一化が進んでいたとも言える。端末購入に際して発生する毎月の割引も、ドコモとauは2100円/月からの2段階パケット定額、SBMの場合は1050円/月からの2段階パケット定額で適用ながら割引額が減額と、大きな差は生じなかった。

LTE時代になって3大キャリアの料金体系は益々均一化が進んでいるように見える。キャンペーンなどの例外はあるが、フラットのパケット定額料金は5985円/月となり、料金プランは各社無料通話を含まないタイプかつ1つに集約された。ドコモだけがキャリア内通話無料はオプションだが、キャリア内通話無料は元々シェアの大きなキャリアほど不利なので(無料通話の比率が高くなる)有る程度根拠があるし、代わりに「Xiカケホーダイ」と合わせて1480円/月で24時間キャリア内通話が無料にできる。auも「au通話定額24」を組み合わせると1480円/月でキャリア内通話が24時間無料になるが、依然45%程度のシェアを持つドコモの方が対費用効果は高い事になる。一方でドコモには有料通話を半額にするオプションが無いという弱点もある。まぁ音声通話に関しては発信先に同一キャリアが多いか少ないかで料金体系の持つ意味も違いので、どのキャリアが良いとも言えない部分もある。

一方でパケット定額は各社7GB/月迄の高速通信のフラット定額が5985円/月という点はやっぱり並んだけども、総合的に見ると結構な違いが生まれた。

まずLTEで明らかに改悪されたのはau。iPhone5を含めて2段階定額が廃止されフラット定額の「LTEフラット」のみになった。おそらくセーフティネット的な意味合いで「LTEフラット」に未加入の場合でもパケット通信料金の上限は21000円になっているが、いざこの金額を請求されると青ざめる人も多いと思うし、auとしても10万、下手すれば100万単位の請求をした所で揉めるだけという現実的な判断もあるだろう。3G契約ではパケット定額未加入時に限り当月頭に遡ってパケット定額の適用が(何度でも)できたがこれもLTE契約では廃止された。端末代の一部を料金から割引く毎月割りも「LTEフラット」加入が必要なのでauのLTE端末では料金は全く選べないに等しい。「選べる自由」はどうやら端末だけのようだ。

ドコモはパケット定額に関してはXiパケホーダイフラット/ライト/ダブルの3つが選択可能で、いずれでも端末代の一部を料金から割引く月々サポートが適用される。高速通信なデータ量が3GB/月になるが、1000円/月とはいえライトにスマートフォンを使う人なら普通にパケット通信を使っても月々の料金を抑えられるのは嬉しいポイントだ。また3つのパケット定額は行き来が自由なので、例えばお盆や年末年始などに帰省などでパケット通信量が増える、といった事が予測できる時だけ7GB/月まで高速通信ができるフラットにして、普段はライトといった選択もできる。LTEのエリアに関しては先行しながら苦しんでいるのも事実だが、3Gも含めた場合のエリアカバレッジの強力さと料金の自由度の高さは悪くないと思う。

中庸な位置にいるのがSBMだ。月々割の減額はあるものの2段階パケット定額は残っている。フラットから2段階パケット定額への途中での変更ができるかどうかはサイトからは読み取れない(一時期は3GのiPhoneでもできなくなっていた)が、LTEに関してはあくまでパケット定額の選択肢なので可能なのだろう。iPhone5に飽きたので解約はしないまでもパケット通信を封印して維持費を下げたいという事が可能な点はauよりはずっとまとも。まぁSBMの場合契約数を減らしたくないので、という側面もあるのだとは思うけど。

なんというか三者三様。auはスマートバリューが強力な武器になっていて強気な料金設定とも見えるけど、スマートバリューは短期的には収入面ではマイナスだから色々息切れしているような気もする。私自身はスマートバリューが利用できる環境だからauのLTE端末も所持しているけれども、スマートバリューが使えなかったら所持しないと思う。毎月割りどんどんしょぼくなっていくし。ドコモはパケット定額を選べばひとまず低料金で当面維持ができるし、データ契約でもSPモードが使えるのでスマホをプラスXi割なりXiデータプランライトなりでかなり安くパケット定額で「使える」。SBMは2段階パケット定額なんて現実的なじゃないと理解しつつ、繰り返しになるけどまぁ契約数のためならって料金体系って事でしょうね。それでも契約数確保のためにAndroidにインセ積むよりはずっと効率良いだろうし、端末目的のユーザーには有りがたいからまぁWin-Winと言えなくも無い。

ま、キャリアメールのアドレス変えたくないからいつも機種変、って人には馬の耳に念仏だろうし、auの実質フラット縛りも別に困らないってのも事実だとは思いますけどね。

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