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2013年12月

2013年12月29日 (日)

nexus 5の充電環境をチェックしてみました

何か勢いで入手した感のあるnexus5ですが、サイズ的にちょっと持て余す部分がある以外は極めて快適。一方で2400mAhという内蔵バッテリーは、ヘビーに使うと1日持つか持たないか、まあ数時間いじり続けれいれば簡単に空になります。3000mAhクラスのバッテリ-積んでもあまり変わらないかもしれませんけどね。

で出先で充電しているとバッテリーやケーブルの組み合わせで随分充電速度に差が有る事に気が付きました。自宅でACアダプタ接続で充電した場合と遜色ない事もあれば、30分充電してもほとんど充電されていない事も。気になったの手持ちの外付バッテリー、ケーブルの組み合わせでどう違うのかチェックしてみました。

外付バッテリーとして携帯しているのは今は3つ。ドコモポケットチャージャー01(2500mAh/1A出力、SANYO Eneloop KBC-L27D OEM)、PQI Power ABG-100B(7800mAh、1.5A出力)、TEC TBM11K(11000mAh、1A+2A出力)。これに充電機能も持つHWD14と、4ポート/3A出力のAC-USBアダプタ AC43U165を加えました。
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ケーブルはnexus5付属、PQI Power付属、充電専用カールケーブル(秋葉で105円)、NBの巻取りケーブル(DOSパラで210円)の4つ。他にも巻取りケーブルを2つ位持ち歩いてますがnexus5はほとんど充電できなかったので名も伏せておきます^^;。他の端末ではそこそこ使えてたりしますので。
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結果は表の通り。計測はずっと愛用している3cのBattery Monitor Widgetで監視して、ケーブルを接続してnexus5をスリープに移行させて、2~3分放置してから確認。「-」になってる組み合わせは供給電力がプラスにならず実質充電にならなかった組み合わせ。HWD14の充電機能はオマケなのでまぁこんなものかなぁというレベルですね。ACアダプタが案外だめでガックシ。これは買替検討モード。TMB11Kの2A側はiPhone/iPad専用的な位置づけもあるので癖があるのは仕方ないのかもですね。ケーブルは意外なことに105円で買った短いカールケーブルが優秀。表の黄色背景はUSB充電になった組み合わせなんですが、このケーブルはすべての組み合わせでAC充電モードになりました。まぁ充電専用だからそういう結線なんだろうし、線材自体は如何にも貧弱そうですが短いのでロスもそこそこで済んでいる感じ。PQI Power付属のケーブルは短くて太い充電専用で如何なくその能力を発揮した感じです。

  ACアダプタ(AC43U165) HWD14 ドコモポケットチャージャー01 PQI Power ABG-100B TEC TMB11K
給電+通信 給電のみ 1A 2A
純正 181mAh 130mAh 307mAh 521mAh 883mAh 1,034mAh -
PQI付属 453mAh 656mAh 378mAh 759mAh 726mAh 1,272mAh 462mAh
充電専用カールケーブル 693mAh 177mAh 224mAh 482mAh 829mAh 617mAh 408mAh
巻取りケーブル 363mAh 163mAh 98mAh 103mAh 224mAh 358mAh -

Nexus5の場合とりあえず充電専用になっているケーブルを使うのが吉な感じですね。後巻取り系は全般にアウト。大抵線材細いしロスも大きいのでしょう。長めのケーブルは多少邪魔でも純正か同程度の太さのケーブルを1本携帯して置いた方が良さそう。取りあえず700~800mAh位の入力あると結構充電自体は早いですしnexus5。

 

HWD14を使い始めています、au LTE音声契約で

Dscn2118現在唯一のWiMAX2+対応端末であるHWD14を使い始めました。単体で何故か6000円ほどで入手できたのがキッカケ。丁度現在使っているDisWiMAXのUroad-SS10が今月更新月なので契約してまた新規でタブレットでも貰うかと思ったのですがw、別にNexus7 2013が欲しいって訳でも無いしそもそもWiMAXにまた1年間3880円/月は無いかなと思っていた所なので、HWD14が格安で入手できたのは渡りに船でした。

で、遊ばせていたauのLTEフラット音声契約のSIMで使っています。とっても怪しいお友達(この人とかこの人)が既に「LTE NET for DATA」の追加契約があればHWD14は使えるという情報を流していてくれたので、auショップに出向いて「LTE NET」を外して「LTE NET for DATA」に切替え(併用も可能ですけどね)。auのEメールが使えなくなりますが、そもそも遊んでいたSIMなんで使っていません。APNの設定なども必要なく、そのまま使えます。ちなみに「LTE NET for DATA」のAPNは公開されていますが、こちらを設定してもWiMAX/2+/LTE共に繋がりません。uwx2.au-net.ne.jpのAPNがプリセットされていてこれを使っているみたいです。

WiMAX2+はまだ自宅が圏外だったりしますが、自宅を囲い込む様にエリア化が進んでいます。自宅から東西200m程移動するとWiMAX2+エリアで、普段使う3つの駅前は全てエリア内。WiMAX2+に接続する閾値は結構高いようで、WiMAX2+に繋がったなぁと思うと大体受信30Mbps位でます。まぁこの速度自体手持ちの端末だとSB(EM)やauのLTEでも良く出るのでスゴイって訳では無いですが、(正規に契約すれば)現状はその速度が出て高速通信可能なデータ送受信量に制限が無い所に意味があるわけです。

で、2週間ほど使って料金の方も確認してみました。普通にLTEだけで使っていると通信料照会では「LTE通信料」「各種割引通信料」しか表示されませんが、HWD14で使うと表示項目が増えます。一番解りやすいのは「内訳」のリンク先では無く「※LTEスマートフォン 月間利用ギガバイト数の内訳はこちら」のリンク先で、7GB/月の制限のある通信料が個別に表示されます。今だとハイスピードエリアプラス接続での通信量が制限のある分ですね。この表記を見る限り実際にどのネットワークで繋がったかではなく、どの通信モードを使っているかで識別してるっぽいですね。まぁ確かに認証ベースにでもしないと識別が大変なのかも知れません。ちなみにハイスピードエリアプラス接続と通信速度制限対象の通信料が一致しないのは、このSIMでFS010Wとかnexus5でもLTE接続してたからですね。
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で筆者のようにちょっとインチキな使い方でも、WiMAX2+(ハイスピードモード)は通信速度制限対象外ってのは変わらないみたいですね。本来ですと契約から25ヶ月間って事ですが、そもそもHWD14では契約していませんw。2015年の11月までは全ユーザーが適用って事でしょうから、そこまでこのままいけるのかも知れませんね。まぁHWD14を普通に契約するよりは高い音声契約なので許容して下さいよねという気もします。正確にはiPhone5を一括で買って毎月割りがそのまま割引に回ってスマートバリューまで利いてるので3000円/月以下な訳ですが、そこは別の話だし。

HWD14自体はiOS6端末と異様に相性が悪いという問題を12/19のアップデート前まで抱えていましたし、弱電解での速度もイマイチです。電波状態が良ければWiMAX接続でUroad SS10より高速な事が多いですが、弱電解では完全粘り負けます。WiMAXハイパワー非対応が利いてますね。しかしまぁWiMAXがギリギリなんて場所では大抵あっさりau LTEが繋がったりするので、結局HWD14の方が快適だったりはします。関東地区に限ればかなりエリア展開も急速ですし、普通に契約しても悪くないかも知れません。auの音声契約あればスマートバリューmineも使えますしね。


2013年12月23日 (月)

新規一括0円で買えたEMOBILE版nexus5で各社のLTE SIMを検証

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忽然とEMOBILE版のnexus5(EM01L)を買いました。土曜の朝職場関係で唯一の参加だった忘年会の後ネットカフェで仮眠して朝からTwitterを眺めていると新規一括0円案件が。月額も25xx円の記載があったので、ルーターの抱き合わせ無しの筈。ポートインでの間違いだったらいらねーけど、お店に開店前で確認も取れないしええい、とそのまま朝から秋葉原へ向かって開店待機。

購入には色々経緯もあってTwitterでもブツブツ言ってましたが、まぁそれは終わった事と言う事で。無事単体契約一括0円でnexus5を入手。5インチクラスをメイン機にする気はないのですが、Androidのリファレンスで出し何せSIMロックフリー。FS010Wを入手して改めて、国内利用だけでもやっぱりSIMロックフリーは潰しが利いて便利だなぁと思っていたいた部分もあります。

使用感はアチコチにレビューあるので私が今更とやかく書いても。まぁほんとに動作はストレスフリー。唯一のストレスはやはり片手では扱えないサイズで、移動中は落とすのが怖い。基本裸族なんですがスリムなケースを物色中で、取り急ぎ出かける時には600円のシリコンケースで保護してます。バッテリーの持ちは悪くないですが、待機中の消費電力が小さいってだけで弄ってるとどんどんバッテリーは減りますね。まぁこれは仕方ないのかな、と。今の所モバイルバッテリーからの充電があまり早くないので、こっちは組み合わせを色々チェック中。

で、手持ちのSIMを突っ込んで色々と遊んでみました。Xiはmopera契約で当然問題なしで、バンド3(大崎駅近辺で確認)もしっかり掴みます。ネットワーク側で制御してるんだと思いますが、バンド3のエリアに入るとさっとバンド3に切り替わり、バンド3のエリア内をうろうろしててバンド1に戻る事はありませんでした。受信40Mbps位までしか確認してませんが、まぁこんだけでりゃ十分。元々EMOBILEのSIM(どう考えても中身SBMですが)でも掴みますが、SBM iPhone5用SIMも問題無く使えました。
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Screenshot_20131222155336_320気になっていたのはau LTE SIM。巨大BBSの関連スレから情報追っても、基本認識せずで海外版だと動作した情報有り、という程度。うーん、そうなのかなぁ、と思ってトライ。確かに電波掴まない、「モバイルネットワーク」にも「アクセスポイント名」が現れずがAPNの編集できない。で関連項目をチェックしていくとモバイルネットワーク設定の中にある「優先ネットワークタイプ」に「グローバル」という見慣れない項目があるので、これを選択し、一度「無線とネットワーク」の階層まで戻って再度「モバイルネットワーク」を選ぶと「アクセスポイント名」が現れたので、LTE NET for DATAのAPNを設定すると無事接続。前後に他の事もやっていたので他にもトリガーが有るかも知れませんが、トリッキーな事をしなくても問題なしでした。LTE NETの方のAPNでも繋がると思います、多分。あ、もちろんauのSIMだと音声は通りません、LTEでのデータ専用です。


取り急ぎドコモのバンド3とauのバンド1という20MHz幅のLTEをチェックできる端末が0円で手に入ったのはラッキー。年内でWiMAXの契約を終えて取りあえず再契約はしない予定なので、その分とトレードオフで余裕で維持費も出ます。メインで使わないにしても5インチ級スマホはそれはそれで便利っぽい。後はGL10Pがまともなら一括0円で入手して、こいつとSBMのiPhone5とWiFiセット割組むと1960円/月の割引が乗るので、GL10Pの維持費は2~300円になる筈で、AXGPのチェックも出来るようになります。WiMAX2+用にはHWD14を端末だけ入手済なので、au LTE SIM入れるとアレ。久々にちょっと楽しい感じになってます。


2013年12月15日 (日)

FS010Wの検証続き1(2があるかは不明

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FS010W、バッテリー動作時間を軽くチェックしてみました。バッテリーを満充電、PCとiPhoneをぶら下げてiPhoneからメール自動受信程度のアクセスだけにして10時間、この時点でやっと5段階か4段階のバッテリーゲージ(設定画面)が1つ減り、そこからiPhoneのユーザーストリーム対応のTwitterクライアントを立ち上げっぱなしにして延々と呟きを受信させて4時間弱、またバッテリーのゲージが1つ減っただけでした。飽きてここで止めてしまいましたが、取りあえずガンガンパケットが流れるような状況で無ければ相当バッテリーは持ちそうです。

あとiPhone5のSIMを使ってソフトバンク 4G LTEでの接続も確認してみましたが、iPhone5と同じAPN設定でさっくり繋がりました。まぁなんか1台買っておくと色々使えそうな事は間違いないですね、FS010W。

2013年12月14日 (土)

SIMロックフリーのLTEモバイルルーターFS010Wを買ってみた

Img_0323_800以前アキバで見かけて気になっていたSIMロックフリーのLTEモバイルルーターであるFS010Wを購入してみました。XiのMVNO向けに富士ソフトが供給している製品ですが、2GHz帯以外にも対応するXi対応製品としては格安で入手可能で、SIMロックフリーでもあるという事で余剰しているau LTEのフラット契約SIMでも使えそうだったからです。ソフマップでは通販の中古で12800円のプライスを付けていますが、以前アキバの店頭で見たのは9800円。横浜のソフマップも無いかな?といそいそと出向いてみるとありました9800円で。

で、FS010Wは受信最大100Mbpsのカテゴリ3に対応し、2GHz/1.5GHz/800MHz(LTEではバンド1/21/19)の3周波数帯に対応するトライバンド端末。1.5GHzと800MHzはauもLTEを展開していますが、LTEではそれぞれバンド11/18に定義されていて隣り合っているXiのそれとは別の周波数帯扱いです。但し2GHz帯は使えるはずだし、使えたという事前情報も得ていました。最大の目的は完全に遊んでいるau LTEのフラット契約SIMの活用なので、まぁ私の行動半径なら2GHz帯のみでも十分かなと。

端末との接続は無線LANのみで、ここが2.4GHz帯20MHz幅のMIMO非対応最大72Mbpsな所が気にくわない人も多いようですが、個人的にはどうでもいいですw。無線LAN区間の実効スループットは50Mbpsもいかないでしょうけど、2.4GHz帯で40MHz幅に対応した所で、キャリアのご都合主義で公害公衆無線LANに汚染された都市部のモバイル環境では40MHz幅をクリーンに使える環境なんで滅多に無し。手持ちだとBF-01Dとか40MHz幅対応で最大150Mbpsですが、PCから繋いでも出先で40MHz幅でのリンクなんてお目にかかった事が無いですし。小さくてバッテリーの持ちが良い、そっちの方が個人的にとても重要。

Img_0319個人的にとても重要なau LTEでの接続は問題なし。普通にAPNを設定したらあっさり繋がりました。LTEは2GHz非対応のアッアッアローズFJL21と同時に速度計測しても単独で速度計測した場合とほとんど結果が変わらなかったので、2GHz帯を掴んでいる事は間違いない模様。設定画面で確認すると接続中LTEネットワークにはしっかり「KDDI」の表記。もちろんXiでの接続も問題なし。

Photoで、端末では無くLTEネットワーク側の話になりますが、帰宅がてら京浜東北線 横浜-蒲田間でちょこっと検証。Twitterのユーザーストリームの流れを見る限りau 2GHz帯 LTEはほぼ途切れる事も無く接続しつづけ、ユーザーストリームの流れもスムース。同時にXiはBF-01D(こちらも2GHz帯のみ)で確認しましたが、いつも通り東神奈川駅で3Gに堕ちて、他にも走行中に2回ほど3Gへ。川崎駅では明らかにユーザーストリームが流れなくなりました。金曜日の21時台とそれなりに混雑する時間帯でしょうが、相変わらず神奈川のXiは酷い。東神奈川駅で停車中の速度測定ではau LTE対ドコモ 3Gの図式になったとはいえ、リアルに桁違いにau LTEの方が速いという結果に。

蒲田駅から自宅までは住宅地内を20分程歩きながら確認しましたが、路上ではau LTEが途切れる事は無し。こまめに速度測定していると50mも移動すると受信10Mbpsから1Mbps位まで変動する事もあったので、やはりナノなのかピコなのか解りませんが超小型基地局も多いのでしょう。経路上に1つは公衆無線LAN基地局とセットになったauの超小型基地局も電柱だか電信柱上に確認できていますし。

で端末に戻ると、ワイシャツの胸ポケットにもすっぽり収まる程小さいし、噂通りバッテリーの持ちもかなり良さそう。省電力機能は端末からのアクセスが設定時間内に無い場合に無線LANを停止する機能だけで、これは電源ボタンで復帰。WPSもサポートせず付加機能はほぼ無し、インジケータも最低限とと言える製品ですが、基本機能はちゃんと抑えている感じ。購入直後はバッテリー残量がほとんど無くてすぐ自動で電源が落ちてしまいましたが、それほどDC出力の大きくない(5V 1A)のポータブルバッテリーに繋いで即充電しながら利用可能。この点も個人的に高ポイントかな。世代が違うとは言えL-09Cとか何A突っ込んでもLTE接続中はバッテリーが充電どころか消費されてしまって結構泣きましたからね。充電時間は空から満充電まで最短4時間って事ですが、まぁ寝る前に充電始めれば確実に朝には満充電なのでこれも問題なしでしょう。

Img_0332バッテリーが固定で交換できないとか今時WPSも無いとか、バッテリー残量のインジケータが100~10%の間は変化無いとか気になる所も有りますが、接続プロファイルも複数保存できてSIM交換前提の人でも特に不便は無し。SIMスロットがフルサイズでスロット式なのでマイクロSIMやナノSIMをアダプタ経由で使う場合ちょっと不安な感じはしますが、今の所ドコモのマイクロSIMとauのナノSIMをアダプタ経由で何度か抜き差ししてもまったく問題なし。設定を変更すると再起動の要求が多いタイプですが、再起動時間も1分以内なのでまぁ許容範囲でしょう。何よりSIMロックフリーなんでつぶしが効くし、これでほぼ新品9800円は悪くないかと。Xiのフラット契約も1つ実質遊んでいるのでもう1台買おうかなと思うレベルです。

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2013年12月 8日 (日)

今考えてみる「誰とでも定額」のメリット

WILLCOM契約は紆余曲折ありつつ、なんだかんだと私ももうすぐ16年の回線を保有しています。愛すべきDDIポケット時代から、初代W-ZERO3/es/D4/Hybrid ZERO3、全てがこの回線での養分契約でした。

かつてはデータ通信、スマートフォンが代名詞だったWILLCOMですが、今や代名詞は「誰とでも定額」。1通話10分まで、500回/月までの制限はありますが、どこに発信しても無料が売り文句で、2台目需要を狙った戦力で順調に業績を回復しています。まぁそう見えます。

実際「誰とでも定額」には私もお世話になりました。2010年頃に民事再生中の会社を1年位手伝った事があって、この時は携帯、固定問わず音声発信をする事が多く、「誰とでも定額」が無ければ通話料金は2万を超えていた月もありました。既にスマートフォンは複数台所有していましたが、当時スマートフォンからコールアウトできるIP電話サービスと言えばSkype位で、Skypeは今もってそうですが番号通知が国内では機能せず発信先には「通知拒否」が通知されてしまうので、実際対携帯電話への発信通話には使い物になりませんでした。また当時は移動中などは遅延の大きな3G接続で使う事になったので、音声品質にも正直難がありました。今よりも「誰とでも定額」の価値はずっと高かったとも言えます。

では今はどうでしょう。本Blogでも触れていますが、スマートフォンならば安価な通話料金で利用できるサービスが増えてきました。IP電話でもLTE接続ならば通話品質もPHSよりも良好なくらいです。高速移動中だとハンドオーバーが気になりますが、まぁその点はPHSも同じというか基地局の間引きを進めているPHSの方が今は悪いんじゃ無いと思うくらいです。まぁLTE基地局の整備が進んでいる都市部ならという事にもなりますが。

「誰とでも定額」を利用するための最低の月額料金は「新ウィルコム定額プランS」1450円+「誰とでも定額」の980円。端末代金はそこそこの端末なら大抵実質0円で普通に契約するとミニマムで2430円/月が発生します。もっとも新規契約だとキャンペーンも多くて、「新ウィルコム定額プランS」が3年間無料なんてのも良く見かけますし、丁度今もやってます。この今の奴だと端末代金は250円/月なので「誰とでも定額」の980円と合わせて1230円/月。この2パターンで考えてみる事にします。

2430円/月だとLTE向けの料金プランだと約57分、SBMでダブルホワイト、auで通話ワイド24を組み合わせると追加料金差し引きで約69分の通話料金に相当します。大体70分以上有料通話があるなら別途WILLCOMと契約して「誰とでも定額」を利用する意味があると言えるでしょう。しかしスマホで「Lala Call」を使うと仮定すると基本料金差し引きで対携帯電話の有料通話でも約118分通話が出来ます。対固定電話なら約798分、13時間以上2430円で通話できます。あくまで連続通話の場合ですけども。

1230円月だとLTE向けの料金プランで約29分。SBMのダブルホワイト、auの通話ワイド24の組み合わせは割高になるので無視。「Lala Call」を使うと仮定すると基本料金差し引きで対携帯電話の有料通話が約59分、対固定電話なら約401分通話できます。

もっとも通話料金が高い!と思っている人の場合月に2時間以上は余裕で対携帯電話で有料通話を利用しているのかもしれません。ではやっぱり「誰とでも定額」が良いのかと言うと、1回10分がやっぱり曲者。これを超えると「新ウィルコム定額プランS」の場合30秒/21円です。1回の通話でうっかり15分話すともう210円。20分話すと420円。1通話10分をきちんとマネージメントできないとお得感は一気に薄れます。

また今のWILLCOMは基本が3年契約です。契約自体は年間なのですが、「新ウィルコム定額プランS」が3年以内に解約すると別の契約解除料金が発生しますし、今は端末代金も36回分割払いですので実質3年と言えます。実質好きですね、禿さんの所は。なので新規契約から1年以内に解約すると9975円、2年目~3年以内に解約すると7875円の契約解除料金(但し年契約の更新月は-2100円)に加え、端末が分割払いの場合には端末代残金の一括支払か継続しての分割支払も発生します。仮に2年目に入った直後の更新月に解約すると、端末代残金を一括で支払う場合で「新ウィルコム定額プランS」の2年目移行の契約解除料金5775円+端末代残金23520円(端末代金が980円/月の場合)で29295円の支払が発生します。それでも残り2年間2430円/月を支払続けるよりは安いちゃー安いわけですけども。

WILLCOM宛ての無料通話用に使うか、と980円/月の「誰とでも定額」だけ外しても、基本料金にはW-VALUE割引は適用されないので今度はW-VALUE割引無しで端末代金を支払う事になります。「新ウィルコム定額プランS」+毎月の端末代が980~1280円位が平均的ですから月額料金はほとんど下がりません。要するに契約しちゃうと3年間使い続けるか、結構高額になる契約解除料金+端末代残金を支払って解約するしかありません。3年間延々と2430円/月以上携帯電話の通話料金を浮かせ続けるか、もっともっと浮かせて3年未満で解約するか、どちらかでないとお得とは言えないわけです。

もっともWILLCOM同士なら1通話辺り2時間45分まで無料の実質無制限の無料通話がありますから、長電話する同士が持ち合うとか大いにありです。10分以内の無料通話だって、メールより電話の方が早いって用件の大いに人には本当に助かるでしょうし、ビジネスだとこのパターンは案外有ります。まず電話連絡を取って、詳細はメールで、と。実際お互いに仕事もありますから、5分程度で用件の概要を伝え、取りあえずの承諾などを得てから詳細や資料はメールで送る。で文章では伝わりにくい部分をまた電話、でなんて使い方には10分無料がほんとに役に立ちました。

ただ携帯電話とWILLCOMのダブルホルダーの人だと、WILLCOM端末は普段電源が入って無かったり、鞄にしまい込んでて電話しても出てくれないなんて事も多々有ります。shimajiro@mobilerとかその典型w。まぁ今となっては私もです。長電話前提の時に事前に携帯電話から「ピッチの電源入れてー」とかメールして、それから掛ける。今もって所有している理由は2013年3月の駆け込みで「ウィルコムセット割り」でiPhone4sを一括0円契約し(4月からは割引金額が下がった)、こちらのパケット定額料が毎月980円引きになっているので、まぁ「新ウィルコム定額プランS」だけの契約にしておけば450円支払が増えるかどうかの差しかないからです。とはいえこの回線も別に解約してもいいかな、と思っているのが現状です。筆者の周りはほとんどスマホとWILLCOMのダブルホルダーなので、いくらでも無料通話の手段あるんですよ実際。

別にWILLCOMの商売を邪魔したい訳では無いのですが、彼らの主張する「誰とでも定額」導入での通話料削減って、少なくとも毎月3000円位は有料通話している人で無いと成り立ちませんし、その位じゃ微妙。個人で毎月10000円位有料通話がある、なんて人はいやそれ10分以内で収まってる通話少なくありません?って気がします。大体通話料高いって言ってる人に限って、ダブルホワイトとか通話ワイド24とか、キャリア内での24時間通話無料オプションとか、全然有効に使って無かったりもするわけです。「誰とでも定額」の導入考える前に、別の所を見直した方がいいですよ、とか思う事は少なく有りません。

2013年12月 7日 (土)

LTE時代になぜ無料通話が消えたのか、というお話

LTE時代の料金体系で各キャリア共通の不満に良く上げられるのが、料金プランに無料通話が含まれていない事です。正確に言うと基本料金自体は780~980円と低く抑えられ統一された代わりに、通話料単価が高くさらに無料通話分が含まれていない事でしょう。3G世代では無料通話込みの料金プランが主流で、2年契約なら980円/月に1050円分の無料通話が含まれるなど今風に言うと「基本料金は実質0円」かそれ以下だった訳で、確かにLTE時代の料金体系は音声通話に関して損な気もします。

もっともLTE時代に無料通話を含まないプランに移行したのはそれなりに理由もあると思います。携帯電話の通話料金は元々は接続先を分けて、キャリアの負担別に設定されていました。携帯電話に限らず他事業者が通話先の場合、発信元の事業者が接続料金を支払います。接続料は接続先が固定・携帯の順に安く、距離が近い方が安いのが原則です。これに合わせて通話料金が設定されていましたから、非常に合理的と言えました。

これが3Gの時代に入ると基本料金に一定の通話料金を含んだ、つまり無料料金付の料金プランが主流になり、発信先にかかわらず通話料金は一定になります。確かに利用者からは通話料金も解りやすくもなりましたが、合理的とは言えなくなりました。まぁたんなるどんぶり勘定です。キャリアは発信先に変らず均一の料金を利用者に課しますが、キャリアは他キャリア宛て、固定宛ての順に高い接続料金を払い、キャリア内でも実質設備負担は有るとはいえ、接続料金は発生しません。キャリアからみると固定向けとキャリア内通話が利益の大きな通話という事になります。

例えばドコモがひとりでも割50を導入、バリュープランも導入された2008年度例にとると、ドコモのバリュープラン タイプLではひとりでも割50を適用すると基本料金が4200円で6300円分の無料通話が付属しました(今でも同じ)。無料通話分数は300分です。2008年度のSBMの接続料は区域外(つまり遠距離)で14.4円/分(リンク先PDFです)ですから、300分フルにドコモの利用者がSBMに発信して通話すると、ドコモがSBMに支払う接続料は4320円。完全に真っ赤っかです。実際には接続料金は秒単位での精算に対して利用者からは30秒単位で徴収しますから、接続料だけで赤字にはなる事はそうそうは無かったのでしょう。

もちろん今はSBMの接続料もauとほぼ同じ水準(auの方が高い!)で2012年度の区域外で5.7円/分まで下がっていて、同じ例ならドコモがSBMに支払う接続料金は1710円で済んでいます。それでも自社の設備負担分や管理費用、請求コストまで考慮すると、無料通話を全て他キャリア向けに使われてしまうとキャリアは美味しくないわけです。元々基本料金には各社の膨大な設備維持費用も含まれていて、接続料金だけが音声発信に伴って発生するキャリア側のコストではありません。

ところがLTE時代、ニアイコールでスマホ時代に入るとその心配が現実味を帯びてきます。auとSBMは基本料金だけでキャリア内であれば21~25時を除く時間帯ではキャリア内無料、ドコモもオプションですがキャリア内24時間無料を導入しました。スマホ同士で有ればキャリアを問わず無料通話が可能なLINE、Viber、Skype、iPhoneならば標準機能でFaceTimeなども使えるようになりました。接続料の安い固定向けの通話は減り続け今は発信比率としては20%以下です。つまりキャリア内無料で無料通話込みのプランを提供すると、無料通話分の多くをガラケー利用者を中心にした他キャリア向けに使われておかしくない状況になりつつあるわけです。だからやりたくない、まぁ安易ですがそういう方向性になっているって事です。

かつて無料通話付プランは、キャリアにとって利用者から毎月一定額の収入を得られるという意味で重要でした。通話料金を多少サービスしても収益が読みやすいというメリットが有ったわけです。今はこれがパケット定額料金にすり替わっています。例えばメール中心でちょっとアプリを使ったり、WEBで時々調べ物をする程度でもフラットのパケット定額を契約せざる得ないのが実情で、キャリアもそう誘導できるように2段階定額の料金体系を設定したり、無くしたりしています。さらにいえば携帯電話からの音声通話発信量は以前微増傾向ですが、これは主に固定電話を持たない層が増えたのも理由にされていて、代替手段が今後も増えて行くであろう事を思えば、キャリアが多少料金を優遇した所で利用者はなびいてくれないのも現実でしょう。音声通話利用者の多そうなイメージのあるドコモすら音声ARPUは2013年度Q2(7~9月)ではで既に1430円/月まで下がっていますから、ここをどうにかしようなどとは思わないわけです。スマホ売りつけてデータARPUをつり上げる方がずっと楽ですからね。

最近は話題に上がる事も増えてきたVOLTEに関しても、キャリアはあまり通話料金を弄るつもりは無いでしょう。キャリアが提供する音声通話サービスには一定のサービス品質が定義されていますから、LTEのパケット通信網を使うとは言え無線区間レベルでQoSをしっかり行って提供する必要があります。またデータ通信であれば許容されるようなハンドオーバーに要する時間も音声通話では許容されにくくなりますから、基地局密度もより高める必要もあります。全てがIPベースになりネットワークが単一化されるので現在の3Gネットワークを廃棄するレベルになれば運用コストはぐぐっと下がるかも知れませんが、それまでは3Gネットワークも併用ですからVOLTE導入=即通話料金の値下げには結びつきません。VOLTEの導入はキャリアにとっては音声通話のトラフィックをLTEに移行させ、本格的に3Gネットワークの狭帯域化を進めるための第一ステップでしかないのです。そもそも接続料が存在する以上、自社ネットワーク内だけで低コスト化が進んでもそのまま音声通話料金に反映させる事も難しいわけです。

まぁ利用者としてはキャリア内無料をフル活用し、キャリア外に関しては「楽天でんわ」のような中継タイプやIP電話などを活用するのが正解でしょう。その手間が嫌なら素直にキャリアに高い通話料金を貢げば良いだけです。

2013年12月 6日 (金)

新しくもないけれど選択肢の一つとして悪くは無い「楽天でんわ」

楽天が資本下にあるフュージョンコミニュケーションズの携帯電話向けサービスとして「楽天でんわ」を開始しました。通話発信時に電話番号の前にプレフィックスを付ける事でフュージョンの通話網経由での音声通話にする事で、通話料金をLTE向けや3Gでのローコールプランに比べて半額にできるサービスです。特徴として強く唄っているのは「050Plus」や同社の「FUSION IP-Phone SMART」などのIP電話と違って、携帯電話本来の電話番号を通知できる事ですが、この点は同様にプレフィックスを付ける事で安価な通話料を提供するサービスは大半同様ですし、携帯電話からフュージョンコミニュケーションズのゲートウェイまではキャリアの音声回線を使いますから、割引率も対固定に対しても半額に止まります。仕組みとしては固定電話の割引サービスでも良くあるタイプで、携帯電話向けでも最近は仕組みがほぼ同じ「G-CALL」が注目を浴びていた事が記憶に新しい人も多いと思います。

以前スマホから利用できるIP電話サービスについて書いたときにも触れましたが、今時はスマホ同士であれば無料通話の手段にはさほど困りません。割高感を強く感じるのは対固定通話で有って、こちらはIP電話の方が割引幅は大きいのが通常です。また通話品質の良さも特徴に上げていますが、LTE接続だったり無線LAN経由で固定インターネット網経由だったりするとIP電話の方がずっと音質が良い場合もあります。

じゃぁ「楽天でんわ」を含めて同種のサービスはあまり意味が無いのかと言われるとそうも言えない部分も当然あります。キャリアの音声網を使いますからデータ通信が不要ですし、高速移動中でも通話が途切れにくいと言えます。LTEだと今はauの800MHzが通信エリアは充実しており、筆者の行動範囲である23区内南部、川崎、横浜エリアだと屋外ではまずLTEの圏外になる事はありません。しかし通信が途切れないかと言えばそうではなく、一見アンテナバーはずっと立っていても高速移動中などはハンドオーバーで数秒データ通信が途絶える事もしばしば。IP電話はデータ通信が途絶えれば当然通話も途切れます。この点はキャリアの音声回線を使った通話の方が優秀で、特に現行の3Gは複数の基地局と同時通信しながら通信を途切れる事無く基地局をハンドオーバーしていくソフトハンドオーバーなので、高速移動中でも音声通話が途切れる事は希です。またデータ通信が不要なので、スマホでもデータ通信はモバイルルーターに任せてスマホではパケット通信を使わない節約派にも「楽天でんわ」は魅力でしょう。

個人的には使い分けの1つの通話手段としては魅力かなと思います。私なら対固定は基本料金105円/月で対固定が3分/8円の「LaLaCall」を使い、番号通知の必然性が高い対ケータイやLINEなどで通話できない対スマホなら「楽天でんわ」かなという感じです。固定電話って着信時の番号通知が有料サービスな事がほとんどな事もあって、着信側では携帯電話ほど番号通知が使われていないので、050番号で発信してもあまり困らなかったりもします。

そういう意味で勿体ないと思うのは、同じフュージョンコミニュケーションズが提供するスマホ向けIP電話サービスの「FUSION IP-Phone SMART」とのシナジー効果が全く無い事。「FUSION IP-Phone SMART」は基本料金0円な代わりに対固定が競合より安くないので現状のまま組み合わせてもあまりコストメリットはありませんが、基本料金有りで対固定が安いプランも設定し、アプリを「楽天でんわ」と共通化して使い分けを容易にすれば一気に魅力的になると思います。「楽天でんわ」と「FUSION IP-Phone SMART」はまったく違うシステムですが、それでもアプリならシームレスに利用できる環境を作れる筈ですし、それでこそスマホ向けサービスだと思うわけです。まぁそこまで突っ込まない所が楽天らしいと言えばそれまでですけどねw。

2013年12月 3日 (火)

朝日新聞のau批判記事が色々とおかしい件

世間が悪と認知しているなら叩けば良い、俺たちは正義の味方、だから記事が嘘でも決して謝罪しない、そんな朝日新聞がまたおかしな記事を掲載しています。元記事はこれ「iPhone「0円」苦情の山 au、オプションめぐり」

この記事の中に大きな間違いがあるのではないかと思えるのが「オプションなら断れるはず」という点。これがauに限らず全キャリアで問題になったのは、オプションに加入しないと販売できないといった場合の話で、特に割引きも無い販売が多い機種変更などでもオプション強制をキャリアショップが行ったので大きな問題になったわけです。この記事での販売はMNPでのポートインでかつ「上記条件での販売は当社指定のオプションサービスにご加入頂く必要があります」との断りが事前にあるわけで、オプションに加入しなければ端末代金31000円を払えば販売すると店舗は回答しています。確かに金額のギャップは大きいけれど、商売としては何も問題はありません。条件であるオプション加入も恐らく当月のみか月またぎ程度でしょう。そもそもこれを「2年で4万円を超える負担になる」と表記する朝日新聞の方がそもそも常軌を逸している。これでは加入すると2年間は使い続けなければいけないサービスを契約させているように読み取れます。

それから端末代金の31000円も意味が分かりません。この記事ではMNPでのポートインで実質0円をうたっていますあから、仮に一括で端末代金を払おうとしたしたと仮定しても、5sの16GBでも68040円、5cの16GBでも52920円は契約時に元々支払う必要があります。5cの場合には誰でも割に加入すれば21000円がその場で値引かれますから、この場合が端末代金は31920円。実質0円なら元々この31920円だって払ってしかるべき金額です。これがオプション加入すると0円だというのなら、それは実質0円ではなく一括0円の話になります。この31000円の意味をきちんと書けていない時点でメディアの記事として失格です。

この記事を眺めて事実はこうではないかとも思えはします。5sでも5cでも16GBはMNPでのポートインなら元々実質0円ですから、それならオプションは加入しなくても良いのでは無いか、という指摘では無いかという事です。それならば筋は通ります。そして31000円が店舗に裁量権のある頭金なのだとすれば、それは確かに悪質。もっともこの記者が2年契約の誰でも割も拒否、LTEフラットも拒否だとすると、頭金31000円もあり得なくは無いかな、とすら思えるのも今のauの実情とも感じられます。仮にそうだとすると、そもそもLTEフラットを拒否した時点で毎月割りは無くなり実質0円でも無くなりますけどね。

しかしさすがに31000円という頭金は前代未聞で、筆者の知る限りドコモショップ大森店の頭金16000円が筆者の知る店舗独自の頭金の最高金額w。いやこれは事実なんですよ笑い事で無く。昨年春先にL-06Cが5000円弱で機種変更ででた頃、他の店舗では大抵捌けた後にこの店舗は何故か在庫があるので確認してみたら、、頭金が16000円だと言われました。それ以降この店にはオプション解除でしか訪れていません。割と近所ですけども。

ではこの31000円がどこから出てきたか。auの5s/5cの価格と毎月割りを眺めても先の例しか答えが出ません。あくまで前提が実質0円なのだとすると、朝日新聞の記者がまともに店員との交渉を理解できていないか、店舗がもの凄く悪質で頭金31000円を設定しているかのどちらかしか無い訳です。しかし一括0円の話だとすると、オプション加入の強制は別におかしな話では無いし、31000円が5c 16GBの端末代金だとすれば筋が通るわけです。とにかくこのままではこの記事にはauに対する悪意しか感じられません。いや悪意しかないのだと思いますけど。朝日新聞さん、もうちょっとちゃんとした記事を掲載して下さいよ、庶民派だか正義の味方何だか知りませんけども。

2013年12月 1日 (日)

ドコモのMVNOの値下げや改訂から感じた事

MVNOの料金体系は、元々はMNO(キャリア)の料金体系の隙を突く形がほとんどでした。格安だけど通信速度は遅い、通信料辺りの価格に見直すと実は割高、でも7GB/月も使わないから結果的に安上がりといった感じです。キャリアが実質意味の無い2段階プランと7GBまでの完全定額しか提供しない(ドコモには一応フラットのライトプランもありますが)ので、MVNOのビジネスチャンスがそこに有ったわけです。

しかし2014年を前にして風向きがだいぶ変ってきました。ポイントは2点で、キャリアサービスとも競合しやすい高速系サービスのコストパフォーマンスの向上と、定期契約の排除です。例えばiijmioのライトスタートプランは2012年11月のサービス開始当初は1GB/月の高速通信で1974円/月でしたが、2013年4月には料金据え置きで2GB/月の高速通信に対応、2013年9月には1596円/月まで値下げしました。1年も経たない間に通信量辺りのコストは半額以下になっています。2年契約が必要だったBIGLOBE LTEも2013/11から定期契約を廃止し、従来1980円/月で1GB/月まで高速通信が可能だったライトSプランは1580円/月に値下げした上で2GB/月まで高速通信が可能となっています。新規参入組ではUSENから独立したベンチャー企業で有るU-NEXTの子会社U-MOBILE(面倒…w)が、高速通信が3GB/月まで1764円/月のUmobile*dスタンダードプラン、1GBまで714円/月、3GBまで2070円/月という2段階定額のダブルフィックスプランを開始していて定期契約は不要です。IIJmioとUmobile*dではSMSオプションも提供されていて、MNOであるドコモ契約により近い使い方も可能になっています。

これらMVNOサービスはコストパフォーマンスが向上するだけで無く、スマホやモバイルルーターのライトユースはほぼ問題無くカバーできるようになった点が大きなポイント。Androidスマホに直差しで使うならアプリの自動アップデートをWiFi接続時のみにする程度で2GB/月あれば大抵のユーザーをカバーできるはず。モバイルルーターも日々では無いけれど出先でノートPCからインターネット接続を使う事もある、といったユーザーには十分。単純にコストパフォーマンスという点でもXiデータプランフラットにねんが5985円/月で7GB/月で1GB/855円ですから先に上げたサービスは全てコレを下回ります。元々5~7GB/月の高速通信を許容するMVNOサービスは1GB辺りの料金では下回っていましたが、ライトユース向けでも実現されたのは大きい。もうニッチ向けのサービスでは無くなったとも言えます。

また定期契約が不要の方向に向かっているのも、MVNOにおいては競争原理が正しく機能しているという事でしょう。MVNOはキャリアのように新規契約のために多大なコストを掛けていませんから、短期解約が発生してもほとんどの場合赤字にはなりません。また大規模事業者がMVNEとしてドコモと自由度の高いレイヤー2接続を行い多数の中小MVNO事業者にサービスを再販する形になりつつあるので、結果としてMVNEは多くのユーザーを抱える事で多少ユーザーが流動しても収支への影響が少なくなっているといった傾向もあると思います。規模の小さな事業者がドコモと直接接続すると、ユーザー数に応じて細かくドコモとの接続速度をコントロールするしないと収支にもユーザーへ提供できる通信速度に影響が大きくなりますが、大規模なMVNEが存在すればこれらの許容を大きくできるからです。

何せドコモとのレイヤー2(GTP)での接続料金は2012年度で10Mbps辺り2,946,478円/月(リンク先PDFです)ですから、まさしく規模のビジネスであり、より多くのユーザーで広い帯域を分け合う事がより快適なサービスを提供する事に繋がります。仮にこの10Mbps辺りの原価を世に言う980円SIMで分け合うと約3000ユーザーが必要で、通信速度を分け合うとユーザー辺りの帯域は3.3Kbpsしかないわけです。原価をサービス料金で割った場合ですから、MVNOが利益を出そうとすれば最低でも1.5倍や2倍のユーザー数は必要でしょう。980円/月で128Kbpsのサービスでもどれだけ大変かという事が分かります。

ちなみに2011年度はレイヤー2接続で10Mbps辺り4,843,682円/月でしたから、1年で約39%も接続料金が下がった事になります。ドコモがレイヤー2でのMVNO提供を開始してから毎年の値下がり幅は概ね変っていません。ちなみにドコモの場合MVNOとの接続料金は前年度実績を元に決定され、年度の終了時に本年度の実績で精算されます。2012年度の実績は2013/5/15に公開されていますから、ここ数ヶ月のMVNOの動きが必ずしもドコモとの接続料の値下げに伴う物とは思えませんが、競争原理と同時に接続料の値下がりを見越した動きだとは言えそうです。

このようにMVNOとの接続料は下がっていますから、キャリアにおける通信コストも下がっています。もちろんドコモを含め3大キャリアはLTEへの移行過渡期ですから一時的な設備投資費用は尋常では無いと思いますが、これはMVNOへの接続料金にも設備利用料金として反映されていますし、元々何年もかけて償却すべき設備投資です。しかし3大キャリアのパケット定額料金は下がるどころかLTEになってフラット定額の場合には525円/月値上げしたまま。ちなみにドコモがレイヤー2接続を開始した2009年は10Mbps辺り12,671,760円/月ですから、2012年度に比較して約4.3倍の接続料金でした。しかしドコモは2009年にはFOMAで定額データスタンダード割を開始していて、2年契約で途中解約には高額な契約解除料金が有るとはいえ、料金は既に上限5985円/月でした。レイヤー2接続の料金がきちんと原価に伴う物と仮定すれば、ドコモはパケット通信の原価が1/4以下になっているにも関わらず、自社のパケット定額料金はほとんど下げていないという事になります。もちろんLTEに対応する事で1ユーザー辺りのトラフィックは増えていると思いますが、今のパケット定額料金が到底適切とは思えないのも事実です。

キャリアの企業評価に直結するARPを下げたくない、家が下げればあっちも下げるからやらない、という間違った競争原理なども思い切り働いているのでしょう。また年々高価格になるスマートフォンを2年間の割引とセットで実質安く提供するための原資の確保の意味合いもあるでしょう。でもこれって一度は総務省が規制した1円携帯の原資が基本料金や通話料が転嫁されていたのに対して、今度はパケット定額料金に転嫁されてるだけですね。まぁ今に始まった事では無いですけども。

もちろんキャリアの事情も分かります。音声トラフィックは下降の一途で、収益をパケット通信料金で補うしか有りません。通話料金もキャリア間の接続料金が下降の一途の割に下がりませんが、これはキャリア内通話無料サービスの影響もあるでしょうし、今更通話料金を下げてユーザーが爆発的に増える事なんでどのキャリアでも有りえません。そりゃ一定の揺り戻しはあるでしょうけど、音声通話はキャリア内以外では接続料が必ず発生しますから、値下げはダイレクトに収支の悪化に繋がります。またユーザーサポートというユーザーには目に見えにくいコストもあるでしょう。特にスマホ時代になってからはキャリアショップでも電話窓口でもコスト増加の一途かと思います。ドコモというキャリアはこの部分に期待されているキャリアだって事も重々分かっているでしょうから、ここは手を抜けない。キャリアショップの店員の質はまぁ全般に下がっているというか、スマホ時代に対応できていないみたいですけどもw。

つまりキャリアはMVNOの用にただの土管屋ではなく付加価値サービスも求められている以上、今のパケット定額料金は是が非でも維持したいでしょうし、この点はどのキャリアも同じでしょう。だから何処も手を付けない。ただそれならそれで、もう少しパケット定額のバリエーションを増やすなり、現行料金内でのデータ通信量の増加位はやってもいいのではないでしょうかね。MVNOより付加価値の分は割高でもいいんです。前者は一時的にARPに影響を与えるかも知れませんが、新しいユーザー層も獲得できると思います。Xiデータプランライトがいつ終わるかも解らないキャンペーンで3980円/月ならXiパケ・ホーダイライトも3980円/月でいいじゃないですか。1050円だけ安いXiパケ・ホーダイライトで高速データ通信量が4GBも減るのなら、1050円高いXiパケ・ホーダイマックスでも設定して+1050円で4GB位高速データ通信量増やしてもいいじゃないですか。容量追加も1GB/2625円とか根拠の解らない金額じゃ無くて1GB/1050円でいいじゃないですか。それで損をするとは到底思えないのですけどね。だってうまくやれば新規契約獲得にコスト抜きに収益上がるんですよ。1GB/2625円の容量追加がもの凄く儲かっている商材になっているんだったらまぁ話も違うのかなと思いますけども。

ま、こんな事は中の人達はいやという程解っているんでしょうけども:)。でもドコモが他がやらないからやらないなら禿と同じですよほんとに。

こんな事を書いている本人は毎月1000円以下で運用できるXiデータプランフラットにねん回線を2つ持ってたりもしますw。月々サポートが3000円余裕で超える回線なので、プラスXi割を使うとそういう事になります。さりとてこの2回線も割引の終わる2年が過ぎれば素直に解約して、MVNOに移れそうです。まぁMVNOはMVNOで速度低下の要因がキャリア契約よりも増えるのですが、このまま定期契約無しが主流になればMVNO内で乗り換えていけば良いだけ。そりゃドコモで良い案件があればまたお世話になりますけどね、今の姿勢を改めないキャリアに少しでも赤字をもたらせるようにw。

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